東京都防災(語学)ボランティアの皆様へ




日頃から東京都の事業にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
防災や災害時の対応などに関する知識の習得及びスキルアップを目的とした研修を、以下のとおり実施します。
皆様のご参加をお待ちしております。

事例研究 多文化社会における災害対策
―能登地震・奥能登豪雨の外国人支援を通して見えてきたこと―

   第一部   
講師による基調講演

【講  師】
山路 健造
一般社団法人多文化人材活躍支援センター 代表理事

宮田 妙子
NGOダイバーシティとやま 代表

【講師紹介】
山路 健造  
一般社団法人多文化人材活躍支援センター 代表理事




立命館アジア太平洋大学卒業後、西日本新聞社で国際交流や多文化共生の現場を取材。退職後、JICA青年海外協力隊員としてフィリピンに派遣され、自身も「外国人」の経験を積む。帰国後、認定NPO法人地球市民の会に入職し、「サワディー佐賀」を設立。ウクライナ避難民支援や能登半島地震支援にも携わり、現在は一般社団法人多文化人材活躍支援センター代表理事。輪島市社会福祉協議会生活支援相談員、石川県国際化推進委員も務める。第3回JICA海外協力隊社会還元表彰審査員特別賞(災害支援)受賞。

宮田 妙子  
NGOダイバーシティとやま 代表




日本語教師として教育機関や企業で日本語教育・生活支援に従事。NGOダイバーシティとやま代表理事、NPO法人富山国際学院理事長。射水市多文化こどもサポートセンター代表、多文化共生マネージャーとしても活動。有機野菜づくりを通じた「八ケ山ベジラボ」での多文化共生畑、フードバンクとやま、多文化こども食堂など地域福祉にも貢献。JICA北陸等と「共創の未来とやま実行委員会」を設立し、多文化共生の推進に尽力。富山県の総合計画審議委員、富山県外国人材活躍・多文化共生推進にかかる有識者検討会委員等も務める。

   第二部   
事例報告/パネルディスカッション

【パネリスト】
サリム・マゼン 
一般社団法人富山ムスリムセンター代表理事
シリア出身。富山県にて貿易業を営む傍ら、2013年9月に一般社団法人富山ムスリムセンターを設立。代表理事として、留学生支援、地域との交流促進、ハラル認証の普及に尽力するほか、海外の紛争地・被災地の支援や、熊本地震や能登半島地震など全国の被災地において炊き出しを通じた支援活動を行うなど、社会貢献を続けている。

グエン・ティ・ゴック・ミー
株式会社タマタニ
ベトナム出身。2023年に家族と離れ技能実習生として来日し、石川県輪島市の水産加工企業に現在まで在籍。能登半島地震では寮が損壊したが、唯一の外国人として約6カ月間生活した避難所では運営にも積極的に参加し、支えあいながら生活。地域住民との絆を深め、復興支援や交流活動を通じて「ミーちゃん」と親しまれている。

【日  時】
2025年12月14日(日)10:30〜12:30

【申込期間】
2025年11月10日(月
)~12月12日(金)

【定  員】
500名
(申込制)

【対象者】
東京都防災(語学)ボランティア、外国人の支援に携わる方、本テーマに興味のある方

【開催方法】
ZOOMによるオンライン開催

【確認事項】
・参加希望者が定員を超えた場合、抽選となります。
・抽選結果及び研修の参加方法(当選された方のみ)をメールにてお知らせします。メールが届かない場合は、事務局まで
 ご連絡ください。
・内容については一部変更となる場合があります。
・東京都防災(語学)ボランティアの方は、アンケートの提出をもって受講完了といたします。